はじめまして。インド・ジャイプルで紐の工場を営んでおります、Saras Udyogのラチット・パリークと申します。父の代から続く工場の二代目として、私自身もこの仕事に20年以上携わり、現在は50か国以上へロープやコードを輸出しています。
日本のハンドメイド市場は、私どもの取引先の中でも特に品質に厳しい市場です。だからこそ、撚糸・製紐・染色・紐先加工まですべてを自社工場内で行う体制が活きると考えています。染色を外注しないことで、ロット間の色ブレを工程の段階から防いでいます(欧州ブランドの製品の多くも、実は私どものような工場で作られています)。
Googleの検索データ(2026年7月)によると、「マクラメ 紐」は日本で月間880件検索されています。需要は5月から10月にかけて高まり、特に8月がピークです。仕入れ計画を立てる際には、この季節性が一つの目安になります。
なぜマクラメ紐はロットごとに色ブレが起きるのですか?
多くの工場は、染色を外部の染工場に委託しています。委託先が変われば、同じ色番号でも釜・水質・染料の配合がわずかに変わります。前回の納品と今回の納品で色が揃わない――これが色ブレの正体です。かせ単位で見れば小さな差でも、タペストリーの途中で紐を継ぎ足すお客様にとっては作品を台無しにする問題です。
私どもは染色を自社工場内で行い、色ごとの配合記録を保管しています。再注文の際は前回と同じレシピ・同じ設備で染めるため、ロットが変わっても色が揃います。正直に申し上げますと、染色設備の内製化は安い投資ではありませんでした。それでも、品質に厳しい日本のお客様と長くお付き合いするには、染色を手放さないことが一番の近道だと考えています。
撚り紐と編み紐はどう使い分けますか?
マクラメ紐とは、結び目を組み合わせて作品を作るための、綿などを撚り合わせた、または編み上げたひも状の素材です。私どもは3本撚りタイプと編み紐タイプの両方を、同じ工場内の撚糸機・製紐機で製造しています。
| タイプ | 構造 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 3本撚り | 3本のストランドを撚り合わせた構造。端をほどける | フリンジ、羽根モチーフ、壁掛けタペストリー |
| 編み紐 | 複数の糸を編み込んだ構造。ほどけにくく型崩れしない | バッグ、持ち手、プラントハンガー、日常使いの小物 |
フリンジを活かす壁掛けなら撚り紐、実用品なら編み紐。小売店様には両方を少量ずつ仕入れ、売れ行きを見て比率を調整する方法をおすすめしています。
サイズ・カラー・リサイクルコットンの展開
太さは1.5mmから10mmまで。細番手の1.5〜3mmはアクセサリーやキーホルダーに、中番手の4〜5mmはプラントハンガーに、太番手の6〜10mmは大型タペストリーに使われています。定番カラーは40色以上。自社染色ですので、御社のブランドカラーに合わせた別注色のご相談も承ります。
リサイクルコットンのマクラメ紐もご用意しています。風合いはバージンコットンとほとんど変わらず、環境配慮を打ち出したいブランド様に選ばれています。
日本からの注文はどのように進みますか?
ご希望の太さ・色・数量をお知らせいただければ、お見積りは1営業日以内にご返信します。輸送は航空便で10〜14日、船便で25〜40日が目安です。Googleの検索データ(2026年7月)では「マクラメ 紐」の需要は5〜10月に集中しますので、秋冬の店頭在庫は夏前のご発注が安心です。
商社もブランドも介しません。紐を撚っている工場と直接やり取りしていただく、それだけです。まずは一度、現在の仕入れ価格と比べてみてください。